カンチャンというカードゲームをご存じだろうか?
その地域によっては名称が異なるかもしれない。

別名”悪魔のギャンブル”と言われるほど大変に恐ろしいゲームである。

但しルールは非常に単純であり、小学生でも数分もあれば理解出来る。
今日はブログ公開記念にゲームのルールを書いておくので、
友達が大勢集まった際には是非試してみて欲しい。
お酒を飲みながらやると更に盛り上がることになること請け合いである。
但し友情関係にヒビが入ってもろあんは関知しない。

マッチ棒を一人20本ずつ配ります。これがチップの代わりです。
(お徳用の大きなマッチ箱が必須です。)
レートは1本いくらにするかを皆で相談して決めてください。

つづいてトランプを用意します。
使用するトランプは1~9までが4セットで36枚
10が2枚(絵柄は問わない)最後にジョーカーを1枚
その他は使用しません。


ここからは4人でゲームを行うと仮定して話を進めます。

最初はまず1人1本ずつ場代を出します。
場に場代がある場合は必要ありません。
場に4本マッチ棒が出ました。

親がトランプを裏返して1枚ずつ4人に配ります。
親は一番最後です。周り順は時計回りでも反時計周りでも構いません。
子はトランプを開けて一枚目の自分の数字を確認します。
親は2枚目を今度は表返して4人に配ります。
子は1枚目と2枚目の数字の差で勝負するか降りるかを決めます。

例えば1枚目が3で2枚目が8でした。
次に親が一枚配ったときに3と8の間4,5,6,7がくれば当たりになります。
1,2,3,8,9,10の場合は外れになります。

子は何本勝負するかを決めて宣言します。
場にある本数だけ勝負出来ます。
当たりなら賭けた分だけマッチ棒を貰えるし外れれば賭けた分だけ場に
出さなくてはいけません。手が悪い場合などは降りることも出来ます。

★一人目が3と8で場に4本だったので2本勝負しました。
親が配った札は9でした。この勝負は負けなので場に2本出します。

場には6本になりました。

★2人目は4と6だったので勝負せずに降り。ペナルティーはありません。

★3人目は1と8だったので6本全部勝負に行きました。
当たれば6本貰えるし、外れたら6本出さなくてはいけません。
親が配った札は3でしたので当たりでした。
3人目は6本全部貰うことが出来ます。

この場合場にマッチ棒がなくなったので最初の場代出しに戻ります。
親も隣の人に交代です。
4人目まで続いた場合は親が勝負終えたら終了です。
4人とも降りた場合はペナルティーとして1本親が出します。
隣の人に親を交代して後はこれの繰り返しです。
親は最低2本から賭ける事が出来ます。子は1本からです。

ジョーカーは1枚目か2枚目にくれば数字の多い方か少ない方を選んで
勝負することができます。3枚目だと問答無用に外れです。

★配られた札が1枚目ジョーカー、2枚目6でした。
この場合はジョーカーを10にするか1にするか
宣言して勝負してください。


このゲーム面白いのか?なのですが非常に面白いです。
麻雀などと違って誰でも参加出来、勝負が早いのも魅力です。

例えば場に20本あって3人連続で全部掛けを外してしまった。
この場合場に20→40→80→160と倍々で増えていく計算になります。
160本勝負というのはレートにもよりますが相当ハイリスクなわけで
外したら当然160本出さなくてはなりません。
もちろんローリスクで20本程度に留める事もできます。

どんなに負けていても一発逆転やどんなに勝っていても一発でマイナス
ということが大いにあり得る”悪魔のゲーム”と呼ばれるこのギャンブル
あなたには悪魔が微笑むのか天使が舞い降りるのか・・・・。