どうやら男は風邪をひいてしまったようだ。
体がだるい。熱っぽい。なんにもする気力が出ない…。
仕事も2日続けて休んでしまった。
インフルエンザが会社で猛威をふるっているようだ。

スペースワープ5000は無事に引き取り手が決まり発送が終わった。
プレイやんの方も後は発送するだけだ…。


そして男はまたもAmazonを眺めていた。
欲しいのはiPod miniである。

昨日ネットでiPodの制作過程で、新潟の職人のおっちゃんが一台ずつ
手作業でステンレスの部分を磨いているのを知ってしまった。

↓動画はこれだ。見て涙するがいい。

磨き屋のおっちゃんとiPod


男はこういう職人技とかいうものに非常に弱い。
もうそれだけで買う価値があるような気がしてくる。
この時点で他のmp3プレイヤーは候補から外れてしまった。

「バランス的にもminiが欲しいけど、安くはないなぁ…。」

しかしさっき見た汗水垂らして必死になって作業する職人のおっちゃ
んの姿が頭の中をよぎる…。

男には父親がいない。男が若いときに天国へ行ってしまったのだ。
動画で見たおっちゃんは生きていれば男の父親くらいの年齢だった。
男の父親も職人だった。男は幼い頃からその背中をみて育ったのだ。

「これは買わねばなるまい…。」と男は静かに決心した。

そして深呼吸して男は1クリックで注文とかいうボタンを押した。
もうこうなったら班長にビールを勧められたカイジ状態である。
(知らない人は是非カイジを読みましょう。)

当然車に載せるのだからそれなりのオプションも欲しい。

○シガーソケットから充電出来る装置
○車のカップホルダーにiPod miniを固定する道具
○車以外でも家で使うのにiPodからコンポに音を飛ばす装置

その他諸々の魅惑的なオプション…。
正直予算が許せばアレもコレも欲しい。ヨダレがでそうだ。
その後色々買ってしまったのは、熱のせいだけではあるまい。
おっちゃんのiPodに掛ける情熱が男の魂を揺さぶったのだ。
Amazonによると到着は5-7日ということだ。

多分この買い物は正解だろう。
iPodが届いたらまたブログに報告する。