「おい、ろあん。合コン決まったからな!相手4人も来るって」
「あ、はい、いきます、いきます…っていうか、ろあんもですか?」


ろあんは今週は夜勤が続いていて残業も加わってヘトヘトになりながら
真夜中の休憩時間に休憩室のソファーでウトウト居眠りをしていた。
そこへいきなり合コンとか言われたのだが、頭が回転していなくて
全く目が開かない。眠い…


「もちろんだ、おまえの嫁を探すんだw」
「その代わりおまえの奢りね。」


まだぼんやりする頭で、先週だったか…そいうえば合コンの話を休憩
時間にNさんとOさんでしていたなぁ…と思い出す。
2人は既婚で立派な嫁がいる。OさんがNさんにNの嫁の職場の子に合コン
やろうって嫁に言えって迫ってたっけかなぁ…。


と話半分くらいで聞いていたのだ。この2人の言うことはどこまで
本気にしていいのかどこまで冗談なのか、さっぱりわからない。


さて、話は代わるがあるとき友人のSとSの女の子の友達2人と飲んでいた。
そう広くもないチェーン店ではない居酒屋でS行きつけの店だった。


普通にしばらく飲んでいたのだが、Sは全然別のグループへ混ざって
飲み出した。当然全く知らない人たちである。Sはそいうことが得意
ならしい。その別グループは何かのセールスマン風で20-30代の男ば
かりだった。そこでろあんと女の子も混ざって皆で飲んでいたのだが
そのグループの職業について話題が及んだ。


セールスマンはほぼ正解で、なんのセールスマンだと思いますか?
とそのグループのリーダ格の男。


明日へつづく。