セースルマンのお話を書くのは延期します。最近ちょっと風邪気味の
ろあんです。インフルエンザも流行っているようですから皆様もお気
を付けください…。


この恐怖の三人相手に明日の麻雀が決まった…。


一人目は「先代は強かった…」と僕が幼い頃父とよく麻雀を打った
という小太り眼鏡の男だ。過去に一度だけ対戦した事があるのだが
確かな技術と正確さを持っている。リーチでもかけようモノなら危険牌
を出してまで、勝負するような事はしないタイプだ。


二人目は、博打と名の付くモノならパチンコ競馬…あらゆる事に手
を出す、何よりもよくしゃべる…口から生まれてきた様な男だ。
一発穴狙いがとても好きで、眼鏡よりは麻雀の腕は落ちるだろう…
しかし一発が怖い。いつだったか夜明けに役満をあがられてしまい
ものすごく苦い思いをした事がある。ツキ出すと止まらないタイプ。


三人目は上の二人の中間タイプだろうか。最近会社を辞めてしまい
暇ならしい。麻雀の腕はおそらくこの三人の中ではピカイチだろう。
あまり話をせずに静かな麻雀を打つが、油断するといつの間にか
トップを取っていたりする。実はこういうタイプが一番怖いのだ。


勝負は知り合いの雀荘でする予定にしていて、今日予約へ行ってきた
のだが…。


「三人打ちのやりすぎで、使ってなかったマンズの色がハッキリ
 分かるほど牌の色が代わってしまって四人打ちは無理」との事。


実は数年前に同じ牌を使用して遊んだことがあって、マンズの牌の
色がごく僅かに違うのには気づいていた。しかし数年で変色が更に
進んでしまったらしい…。


ガンパイ作戦は見事に失敗に終わったので、正々堂々を勝負する
ことにする。何故にこのような鉄火場を生き抜いてきたような皆様と

毎日を平和に生きている小心者の私が麻雀を行う事になったのか

は多分次回で。