先月会社の人に中古のナビを譲ってもらった。機種は相当古いのだが
HDDナビに加えDVD再生も出来るのである。CDを自動的にHDDに録音

してくれる機能もついていて、なんというか車が10年分くらい進化したよ
うな気になって大変満足である。


しかし地図が5年くらい前のもので、時々道なき道を走るのが少し難点
である。メーカーへHDDを送って地図を更新してもらうことも可能なようだ。

この辺りはボーナスと相談する予定にしている。


昨日会社の帰りに、少し遠回りして温泉へ寄り道することにした。
この温泉は会社から家とは反対方向に20キロほどの位置にある。しかし
以前にも着くのに迷いに迷って2時間以上かかったりと、非常にややこ
しい位置にあるのだ。ろあんは何度行っても同じように迷う。


さあこういう時そこナビ君の出番ですよ。というわけで早速会社の駐車場
で温泉名で検索。取り付け後CD機能以外使ってなかったので、ナビ君も
嬉しそうに道案内開始。ルートは最短距離をチョイス。温泉まで20キロ
30分の距離…ということらしい。


走ること15分でいつもなら右へ曲がって橋を渡って大きな道から行くと
ころを、真っ直ぐ直進しろの指示を受ける。真っ直ぐ行く道はろあんは
行ったことがなかった。「ふうーん、こっちから行くといいのか…」と
いうことでナビ君に従って車を走らせる。数分で道が車一台分くらいしか
ない狭い道へ突入。(これでいいのだろうか…)とは思ったもののナビ
君は自信満々のご様子。


道はさらに狭くなって険しくなっていく。典型的な林道である。


さらにその林道の途中で右へ曲がるように指示を受ける。曲がるように
と言われても、道なんかない…と思ったら確かにあった。というくらい
さらに狭い道である。辛うじて舗装はしてあるが100メートルも進んだら
道の両わきは草ぼうぼうで、木の枝がいたるところに垂れ下がっていて
かろうじてフィット君一台無理すれば通れるというような酷い道だった。


しかしUターン出来るほどの余裕も道にはないし、ナビ君の言うことに
は間違いないだろう…と覚悟を決めて進むことに。


(なんつうか、このナビ君道の細さとかは考慮しないのかなぁ)


この後ろあんは無事に温泉へ着けるだろうか…後半へ続く。