某月某日


…とりあえず正午になったので一度電話を入れてみた。


しかし甘木さんの携帯電話は留守電であった。


さて、どうするかなぁ…と思ったが1時間ほどして再度電話してみる。

しかし同じく留守電だったので、簡単にメッセージを入れて連絡を待つ事に。


一応シャワーしたりして身支度は整えたが、5時前になってようやくメールが届く。


中身は「体調悪くて今日は行けません…ごめんなさい。」


って書いてあった。なんでこうつまらない予感はきちんと的中するのだろう。

「お大事ね」って返信をして晩御飯どうしようか…と悩む。


なにか材料を買出しに出るとか外食する気力がなかったので久々にピザ屋さんへ

電話を入れて配達をお願いした。

配達されたピザはなぜかうまくもなんともなかった。




某月某日


この日は夜勤の最終日だった。朝まで仕事をすれば
2日間の休みが取れる。この休みの2日目に例の飲みに行く約束を
取り付けてあるのだ。


出勤する時に会社の玄関で甘木さんと偶然すれ違った。いつもならば
出勤と退勤に20分くらいの時差があってこういうことは珍しい。


なんか機械が3台くらい壊れててこの時間まで手ばった…とのことで
10メートルほど離れたところからホンの数秒だけだったが話すことが
出来た。甘木さん、なんだかちょっとしんどそうな感じだった。


胸騒ぎというかなんかイヤーな予感がする。


さて、朝まで仕事を終えて今月は残業が少し足りないのでアルバイト
を行うことにする。2時間ほどで終えるはずがちょっとドジを踏んで
しまい3時間コースに。


帰ろうとしていたら出勤するはずの甘木さんが来ない…と他の連中が
騒いでいた。こういうことは珍しい。たしか他の人に迷惑がかかるから
休んだことはない…と自慢していたっけか。と思い出す。


休むって連絡あったみたいよ、と同僚。
体調不良なのか家の用事なのかは不明らしかった。


風邪だろうか…ろあんも正月に風邪を引いてお腹壊すは嘔吐はするわ
で酷いめにあったのを思い出した。


明日の…例の約束はどうなってしまうのであろうか…。


某月某日


ろあんは夜勤初日だったが、出勤してみたら久々に甘木さんと同じ
シフトの日だった。今年入ってから甘木さんと同じシフトになった
のは数えるくらいの日数しかない。


「久々に同じシフトですね」

「なかなか時間合わないねぇ」


などと話をする。甘木さんは今日で仕事が終わりで、明日からお休
みらしい。これでは一緒に映画なんぞ夢の夢だ。


…と思ったのだが脳内カレンダーを起動して計算をしてみると来週
一日だけお休みが重なる日があることに気づく。これを逃してしまう
と休みが重なるのが2月とかになってしまうかもしれない。


…さてどうするかなぁ…としばし思案する。しかし考えてみても
しょうがないので思い切って


「あのですね。実は来週なんですが一日休みが重なるんですよ
 んで、もしその日空いてたらお魚食べに行きません?」


と誘ってみる。甘木さんがお魚大好きなのはリサーチ済みなのだ。
映画を見に行ったりはもちろんそうしたいが、これは次の機会に
して、今回はとりあえず美味しい物食べに行って、さらに鉄壁の
信頼関係を構築するのだ。


甘木さんからの返事は「お魚大好き♪行きたい♪」とのこと。
「それじゃあまた連絡しますね」「うん。」


というわけでというわけなのです。であまた次回。

やあ (´・ω・`)

ようこそ、バーボンハウスへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、今回のblogのタイトルを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思って
このタイトルにしたんだ。


じゃあ、今年初めの本店の営業を開始しようか。



なかなか甘木さんとはシフトもあわないし、ちょっと世間話する程度でとても

デートに誘うとか飲みに誘う…とか出来るようなチャンスが最近無い。

もっとも今年入って風邪を引いてしまって何日も会社を休んだせいもあるが…


代わりに…といってはなんだがいつぞやのお嬢様と最近ポツポツと話をしたり

するようになった。なんといっても頭の回転速度は抜群で非常に礼儀も正しい。

言葉遣いもしっかりしている。


どうもブランドものを買うのではなくて今は貯金とかしたい…と思って働いている

ようで最初のイメージとはだいぶ違ってきている。今は彼氏とかは欲しくない…

との甘木さんの情報もある。


さて、ろあんの工程はシャツの上にカッパを着て仕事をしているが、トイレなどへ

行く場合はカッパを脱いで会社の制服の上着を着て外へ出る。

カッパの下は会社の制服の人もいるが、大体の人は暑いのでTシャツ一枚だ。

脱いだ制服の上着は自分のロッカーへ放り込む。


つまりとてもタイミングがよいと女の子のTシャツ姿を拝めたりするのである。


お嬢様は丈の短いTシャツがお好きなようで、着替えるときに何度か背中丸出し

で着替えるのを目撃したことがある。

昨日は帰りロッカーでチラリと横を見たらお嬢様が着替えていた。案の定背中

丸見えで、おまけに屈んでいたのでおしりの上の部分のパンツも丸見えだった。


あわてて目線をそらしたが非常に大胆な着替えをなさるお方だ。


ふーん、ベージュかぁ…とか思ったが、思っただけでまるでときめかなかった。

見えた!というような喜びと感動がまるでなかった。昔なら考えられない事だ。

昔ならその瞬間に目に焼き付けて狂喜しただろうに…もう今月は31歳…俺も

年をとったものだ…としみじみ。


滋賀で女子高生のスカートが短いとか噂になって、出歯亀がはるばるやってきて

その路線に出没して何人も逮捕された…というようなニュースが先日話題になって

いたが、そのエネルギーをパンツではなくもっと別のベクトルへ向けたらきっとすごい

事になるんじゃないか…なんて思った今その日の出来事でした。



それでは本年もよろしくお願い致します。ノシ



しばらくご無沙汰しておりました。
皆様ご機嫌いかがお過ごしでしょうか…ろあんです。


青い電話番号の事でそのまま放置していましたが、続きを…


続きを…といってもたいした進展もなく犯人も分からず…
やはりキモチワルイとのこと。


甘木さんはかなり脳天気な性格をしていて、誰でも気軽に話しかける
のが得意技みたいなのですが、その事で軽く見られたりすることが
あって…とその辺が悩みの種なのだそうです。


いずれにせよ間違いか今働いている所以外の人だったらいいなぁ…
とのこと。このことはまた進展があったら書きます。


さて、いい感じで一回目終わったのに二回目が難しい…ろあんは
二度目がグダグダになって失敗するとその後は、何度デートしても
うまくいかない…というような経験があって、慎重にいきたい…
と思っていた。


しかしですね、休みが年内全くあわないのです。
無理矢理予定を組むと、5時から1時半まで仕事でその後映画見に
富山まで行ってちょっと飲んで帰ってきたら夜11時過ぎで、また
翌朝4時起き…というような無茶な計画になってしまいます。


これではお互いに大変です。
そこで2度目も普通に軽く飲みに行く、映画とかは来年ゆっくり…
というな事に。これなら次の日曜日がよさそうだ…と思って少し話し
してその前の日に甘木さんに休憩時間にメールしてみる。


仕事を再開して甘木さんが休憩から戻ってきた。メール読んでくれた
らしい。しかしなんだか態度が変だ。いつもならちゃんと顔見て話し
してくれるのに、非常によそよそしい。話しかけてもツレナイ返事が
戻ってくるばかり…。


さては…日曜駄目になったんだなぁ…と予想がつく。
この人は非常に分かりやすい性格をしているのだ。


このままだと気まずいのと、きちんとフォロー入れておいた方がいい
のであとでつかまえて


「日曜駄目になったんでしょ?顔に書いてあるよ(笑)」


と言ってみたらドンピシャ正解だった。
日曜金沢へ行く用事が出来てしまった…との事でまた時間が合えば
行きたいです…とのこと。


なかなかそうは簡単にはいかないみたい…_no



昨日はみんカラの方に記事を掲載しました。

読んだ方もおいでかと思いますが、以下の文章です。


さて、約束の時間は6時だったので5時半に一度電話を入れて出発。
わかりやすい建物を目印にしたはずなのに…建物が大きすぎて
全然電気も点いていなくて真っ暗オマケにその子がいない。

困ったな…と思ってたらそのうち電話がかかってきた。
「ろあんさんの車の場所分かりましたから、そっちまで行きますね」
とのことでしばらくして無事に待ち合わせ成功。

普段は一緒に働いていても仕事中のほんの数分しか立ち話が
出来ないので、普段中々聞けない事とかアレコレ聞きながらドライブ。

しかし到着したお好み焼き屋さんは電気が点いておらずどう見ても
閉まっていた。しっかりカギもかかっていた。
…これには困ったが「他の店へ行けばいいや」ってな事で違う店へ
先ほどの店の本店のお好み焼き屋さんだ。

「生中とか飲む?」
「寒いから、酎ハイか日本酒の熱燗がイイです。」

というわけで焼きそばとお好み焼きと他にもシシャモ
とか焼き鳥とか適当に美味しそうなものチョイス。

「あ、そうだった酔っぱらう前にメールアドレス聞いてもいい?」
「あ、はいいいですよコレです。」

バイトの女子高生が作ってくれるのを眺めながらその子と
「最近そいうドラマありますよね。鉄板少女アカネだったかな?」
とかお好み焼きを焼いてくれる女子高生と話をする。
「そのドラマって…海原雄山みたいのが出てきて鉄板ひっくり返し
たりするるの?」「うん、父親越えが目標なんだんけど…」
「あー、そいうのでじゃりン子チエってありましたね。あんな感じ?」
「じゃああだ名はアカネちゃんに決定(笑)」

きりがないので以下略。

後は美味しいお好み焼きと焼きそばを食べながら更にあれこれ
話を1時間半以上に渡ってする。もっと話をしたそうだったのだが
お腹も膨れたしだいぶ混んできたので、適当な所で撤収。

帰り「さて、次は…どうするかな?」
と考えながらドライブあっという間に目的地が近づいてきた。

「また、なるべく近いうちに飲みに行きたいですね。」

とは言ってくれたが、出来れば次回は飲みにではなくて
買い物とか映画とか普通のデートにしたい。これに帰りに居酒屋
さんで飲んで家へ戻ってくるプランがよかろう…という気がする。

そうこうしているうちに目的地に着いてしまった。最後に

「ろあんさん、明日もお休みですよね」
「うん、映画でも見に行きたいと思ってるんだけど…あの硫黄島の」
「あ、私もみたい」「…じゃあ今度一緒に行く?」「うん。」
「今日はありがとう。それじゃお休みなさい…。」

なんとかかんとか…ギリギリセーフ。

というわけで「硫黄島からの手紙」を見に行く約束を取り付けました。

比較的大成功…といったところで後からたのしかったです。との

メールも貰いました。ここからがみんカラに書けなかった本題。


例の青い電話番号の件です。



某月某日


もう少し具体的に待ち合わせ場所などの相談をしてみる。
会社の駐車場でいいだろう…と思ったがやはりマズイ。


ろあんは送り迎えもあるし、お酒は少し苦手なので今回は飲まない
が甘木さんは飲む気満々らしい。
会社の駐車場まで来て貰うと、帰りの駐車場から家までがバリバリ
の飲酒運転になってしまう。


「えっと、待ち合わせは会社の駐車場でいいか…と思ったんだけど
よく考えたらそこから家へ帰ったら飲酒運転になりますよね。」
「結構飲酒運転とか平気だけど(笑)」「それは駄目です。」
「んで、家の近くまで迎えに行きますからわかりやすい建物とか
ありますか?」「あるある某所の目の前が自宅だけど分かる?」
「あーあの建物ですね。了解しました。」


ということで打ち合わせ終わり…あとはその日になるだけだ。


さて話は変わるが…昨日同じフロアで働いている四十代入り口位の
おばさん入り口ペアの一人ががろあんの所へやってきて


「あんたって例のお嬢様と話したことある?」とおっしゃる。
「あーこの仕事どうなの?とか、その位ならありますけど…」
「甘木さんとお嬢様とどっちが好みのタイプなの?正直に言いなさい」


………。


「どっちかっていうと甘木さん…小柄な子が好みなんで。あの
お嬢様ってだいぶ目が離れてるように見えません?ああいうの
あんまり好きじゃないんですよ…それに甘木さん楽しいですよ」


と正直に答えてみる。


おばさん入り口Aは
「男って皆小柄な子が好みって言うよねぇ(笑)ま、そうだろうね
そうじゃなきゃ、あんたみたいなのに心開いたりしないだろうしね。」


と後半部分なんなのかよく分からない事を小声でポツリと言って立ち
去っていきました。


なんのこっちゃ?

某月某日


携帯番号を教えて貰ったので

「こちらの携帯の番号は帰りにでもワン切りしておきますね」

ということで教えて貰った番号へ一度電話して甘木さんの
携帯にろあんからの着信履歴を残す事にする。


そして翌日になって出勤してきた甘木さんが妙なことを言い出した。


「自分のロッカーの扉に小さい磁石がくっついていてそこへ
青色系の小さい紙が挟んであって携帯番号が書かれていた…。」


しかし残念ながら、ろあんの仕事ではない。


「私は、てっきりろあんさんだとばかり思い込んでて携帯の
番号間違えないようにということで、マメなことするなぁ…。」
と思ってたと甘来さん。


「だって、昨日電話番号教えて貰ってワン切りするって話したのに
わざわざそんな面倒なことする必要ないでしょ?」
「10時頃の電話がそうだよね、着歴があったから登録したよ。」

「じゃあだれか間違えたのかなぁ…」


と、非常にのんきな甘木さんであるが


「その番号へ電話してみたら?」「それはイヤ」だそうで


誰かが間違えたのでなくて、誰かが甘木さんに電話をかけて欲し
くてわざわざそのような面倒な事をしたのではないか…とも思える
し確かに間違えて貼った可能性も否定出来ない。


ろあんが帰るときには甘来さんのロッカーには磁石や青い紙等は
確かになかった。夜勤の仕事をしていた人の中にもこんな変な事
をやりそうな人はいないように思える。


”それ…ストー○ーじゃないの?”とか聞こうかとも思ったが、
不安がらせてはいけないし、筆跡をみればだいたい想像が付く
なぁ…と思って


「その紙って捨てた?筆跡を見ればだいたい分かるかも」


と提案してみたが、ろあんさんの書いた物だと思い込んでポケット
に入れたままになっている…とのことで見せて貰えなかった。


ろあんかどうかは、ワン切りした番号とその番号を見比べれば簡単
に分かるはずなのに…。



某月某日


あれこれ悩んでいてもしょうがないので甘木さんを捕まえて


「H君も行くと思ってたんだけど、5日過ぎたら輪島にいないんだって」


と甘木さんに説明。甘木さんは


「いいだしっぺなのにね~(笑)」「どこへ行ったか知ってる?」

「愛知みたいよ」


「しょうがないから、二人で次のお休みの日飲みに行きます?」

「うん、いくいく」「じゃあその日の夕方迎えにきますね」

「うん、後でメルアドでも」「そうですね、電話番号教えてくださいね」


という感じで翌日甘木さんに電話番号を教えて貰いました。


とりあえず難所は突破した…という感じか。



昨日の話は実は11月の下旬の出来事である。
確か甘木さんにok貰ったのが27日の事だったと思う…。


それでは…12月5日くらいまでに3人で飲みに行けるように…
ということで考えてみることにする。
ボーナスの支給日が5日なので、ろあん的にはこの日
以降が良いのだがしょうがない。


11月29日
この日はろあんは夜勤で21時過ぎから…
H君は~20:15までの勤務だ。


早めに会社へ来てH君の連絡先をまず聞かなくては…
と思っていたのだが、この日はすれ違いであえなかった。
実はろあんはH君の携帯のアドレスなどはまだ知らない。


会社のPCの連絡ファイルには29日の所に


「H君は今日で終わりです。お疲れ様でした。」


というような旨の内容が書かれていた。


”…ということはもう彼に連絡不可ということか…”
今月いっぱいと聞いていたので明日も出勤なら
ロッカーへろあんの携帯まで連絡ください”


とか手紙を入れておくとかしようと思っていたのだが
それも不可能になってしまった。


さて、どうしたものかなぁ…と思って翌日出勤してみたら
H君は今日も出勤していて今日でラストだったという。
なんというまぁバットなタイミングなのであろう…。
結局連絡先は聞けずじまいになってしまった。
連絡先がわからないのに連れて行くことなんか無理だ。


甘木さんに「H君が行けなくなったからそれはそれで残念
だけどしょうがないから2人して行ってきますか?」


とか聞いて「じゃあ中止ね」って言われたらもうそれで
アウトだしなぁ…とか頭の中がグルグルする。


こんな感じで、この事を甘木さんになんて説明して二人で
行こうって誘えばよいのだろうか…とこのあとしばらく悩
むことに…。


さて、どうしましょ?